京都を中心に関西で活躍する長田悠希の1stアルバム。 バックには東京と大阪を拠点にコンテンポラリージャズを始めジャンルを問わず活動するピアニスト柳原由佳、関西の中堅で多数のライブやレコーディングに活躍するベーシスト光岡尚紀とドラマー斎藤洋平。
#1はミディアムテンポで気持ち良く始まり、#2「スウィングしなけりゃ意味がない」はドラムから始まる8ビートで、#3のスティービー・ワンダーの曲は4ビートで、#4は光岡尚紀とベースデュオから始まりゆったりと。#5は長田悠希のアイディアと柳原由佳の斬新なアレンジで… また、ジェームステイラー作の#6、ラスト曲#9は長田悠希が毎回ライブで取り上げるオスカーピーターソン作のBLMを応援する賛歌にもなった曲。 アルバムは1stにして意欲的なアイディア満載のバラエティに富んだ曲と安定したバック陣のプレイとも相まってカラフルに仕上がっている。